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紅型師
大城徳男
やんばるの自然の中で、海や野山を縦横無尽に駆け巡ってきた野生児の面影を残したまま成人したような人物。絵が好きで、砂浜で砂の上に色々な絵をかいては消すことの繰り返しが一番の遊びだった。
いつの間にか『記憶描写』という能力を身につける。それは、目を閉じて瞼に浮かんだ映像を紙やキャンパスに投影して、下書き無しで一気に仕上げるというもの。
書道の線のように生き生きとしたものになる。紅型の技法にある筒引きに応用され見事な線を生む。一方で型染めの紅型の型彫りの技術を金城昌太郎先生に徹底的に指導を受け『型彫りは筒引きのように、筒引きは型彫りのように』との先人の教えの通り、強弱のある柔らかな線を身につける。
沖縄県立芸術大学染色工芸科卒業
学生時代より金城昌太郎先生に師事。
現在に至る。
作品紹介
紅型で表現したいこと。
沖縄ならではの文化自然風土を紅型を通して表現するためには、
自然にでてスケッチすることによって相違工夫が始まり、それを創作紅型として表現したいと思う。
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