

Painter 貴則/TAKANORI

1971年8月13日千葉県生まれ。
20代から15年間のアマチュアロックバンドでの音楽活動に傾倒。 後に、手に職をつけるべく技術的探究心から職人の道に転向し45歳で塗装職人として独立。
事業を営む中で店舗やガレージの壁面を媒体としたPaint artの依頼を受け、オリジナルウォールアート制作を手掛け始める。
(※現在 栃木県日光市内の店舗壁面〜施設内コンテナや個人宅ガレージ等に描いたスプレーアート作品あり、所蔵先敷地内にて観覧可能)
51歳で沖縄に移住、事業の再始動を計画する中でキャンバスを媒体にした絵画制作を始める。 専門的な美術教育を受けず、型や伝統を包括する技法からは一線を画した、美醜を超越する異質で縛りの無いスタイルを模索。
SNS上でウィレム ・デ・クーニング(1904年-〜1997年)、ジャクソン・ポロック(1912年〜1956年)、ゲルハルト・リヒター(1932年〜)の抽象画を見て、 理屈を超えた呪物的な凄味と崇高さに驚嘆する。 絵画制作に対する向き合い方を根本的に見直し、チュービングや石膏系パテによるテクスチャーを活かした【立体的重厚感】と、鮮やかな色彩の【威力と調和】を、独自の汚しのタッチで兵器の如く画面に炸裂させている。
また同時に、精神性と潜在意識に重点をおき、【自然界の理と神聖な気配】を、独自のフィルターを通して個々の作品とキャラクターに転化し、観る者を自己への深い問いかけと覚醒に導く様な幻想的で激しい表現が特徴。
〈略歴〉
2024年 沖縄アートギャラリーマルヨウに所属
2024年6月 沖縄ダイワロイネットホテル那覇国際通り店・おもろまち店の2箇所で 同時展覧会を開催
2025年2月 沖縄アートギャラリーマルヨウで初個展を開催
2025年10月 沖縄県芸術文化祭絵画公募展に初出展で入選
2025年11月 沖縄アートギャラリーマルヨウで入選特別記念展を開催
貴則/TAKANORI
作品紹介

表現したいこと。
技法とコンセプトは
『起伏のある人間の心を凹凸で創盛り色を乗せてゆく事』と『純粋なる真理や美を“兵器の如く”叩きつける事』ですので、壁に飾ってニッコリする様な【癒し・綺麗・POP・キャッチー】等とは対極的な作風が多いですが、上手いと下手を超越した所で成立させる事が出来る芸術の魅力と奥深さ、そして何よりもその『ミステリアスな魔力』に心酔した己の感性だけを頼りに制作しています。
僕の絵が、何処かの誰かの心に深く突き刺さる事を願っています。
Instagramにて他作品をご覧頂けます。
@takanorinomiko