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☆ファンからの質問に作家が答える特別企画☆回答第5弾『紅型作家 千葉聖美』を特設ページを公開しました!


紅型作家 千葉聖美


沖縄県立芸術大学で染色の基礎・紅型の伝統技術を学び、卒業後、沖縄県工芸指導所にて更に高度な技術を身に付け、終了後紅型工房羽衣地を立ち上げる。 主に額・帯を中心に制作活動をする。

2018年紅型ジュエリーシリーズ「KANASA」を生み出す。




◇着物用の反物を作るためにかかる日数

◎デザインや着物の種類で違いますが、型紙が完成していれば2週間~2ケ月。デザインから始めると2ケ月~半年。


◇一番難しい工程

◎デザインを完成するのに、時間がかかるので、一番苦悩します。


◇どんな時に絵柄のインスピレーションが湧きますか?

◎紅型以外の作品に出合った時。


◇作りたい作品のイメージはどのようなときに出来るものでしょうか。

◎琴線に触れる時、紅型にしたらどう表現できるかな。と、自然にイメージしてます。


◇紅型作品を楽しむ際のアドバイス

◎心のままに、見たり、身につけたりしてもらいたい。


◇紅型作家としての日々のルーティンなどあれば知りたいです。

◎早寝早起き。朝一番に色の確認をする。


◇普段どんなことを考えながら制作されてるのでしょうか。

◎思い出さないので、大した事を考えていないのかも。


◇紅型を通して伝えたいことや、伝えたい人を知りたいです。

◎紅型を好きな人、また、これから紅型を始めたい人に、紅型が出来た沖縄の歴史や風土を知ってほしい。


◇ライフステージの変化は作品に良い影響を与えますか?

◎変化があることは、従来通りのモノ作りだけではなく、新しく生まれるモノがあるので良いと思います。


◇伝統と革新のバランスをどうとっていますか?

◎しっかりとした基盤のうえでの革新は、どんどんチャレンジして良いと思います。


◇やりたいことと求められること、どちらを大事にしていますか?

◎注文を受ける場合は求められること。自分発信の制作は、やりたいこと。


◇好きな紅型の古典文様があればどんな文様ですか?その理由は?

◎どの文様も好きですが、古典紅型では、沖縄に降ることのない雪や、咲くことのない花が登場します。それらを見るとき、当時は、どんなことを考えながら染めていたんだろうと思うと、違う楽しみもできます。質問からズレてしまいますが、、


◇現代作品の中でのお気に入りの文様とその理由。

◎金城昌太郎先生の作品が好きです。理由は分からないです。ただ心を鷲掴みにされます。


◇紅型をやろうと思ったきっかけは何ですか?

◎高校生の時に図書館で紅型作品の本を見て。


◇表現できる紅型の色は何色ありますか?

◎私が紅型を教わった時は、24色でしたが、それ以外にも各工房で受け継がれている色はあるので、それ以上だと思います。


◇型作品を作る際に参考にしている、又は参考になったものはありますか?他の伝統文化など。

◎絵画


◇多くの伝統文化等がある中で、

紅型は長い間、ずっと人気?第一線?の存在感があると思うのですが、何故だと思いますか?

◎日々変化しているから。


◇失礼になるかも知れないですが、趣味レベルで紅型を教わる事は出来ますか?

◎出来ます。やりたいと思ったら、まずは始めてみて下さい。


◇紅型作家さんにとって一番大切だと思うスキルは何ですか?

◎紅型が好きな事。


◇紅型はなんと言っても鮮やかな色に魅了されますが、一般的に知られていない他の魅力がありましたら教えて欲しいです。

◎型染めだけでなく、筒描きも見て欲しいです。




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