2025年夏の展示 と 7月のWS
- インディペンデントキュレーター Yoko Sunagawa
- 7月1日
- 読了時間: 3分
更新日:3 日前
2025年(令和7年度)は、戦後80年の節目の年となります。
戦後80年となる2025年夏。
ウクライナや中東などの国際情勢は混迷を極めています。
6月は、平和について考える機会になればと慰霊の日を前に合わせてセレクトした作品を展示しました。
7月から夏の期間は、『愛』を感じる作品を不定期に入替え展示をします。
ご来場者に、ひとりの人として、平和な未来をつくるために、何が必要か?
何事も程々に。
何にしてもある程度これで十分だと、
世の中のみんなの欲が全部満たされるなんてことはあり得ません。
ときの政治と巨大な力が世界を引っ張っていくのでしょうから、どうにもならないのだけど、だからといって何ごとも無関心がいちばん悪だと思います。
平和の為に
「敵を作らず」
足るを知るということがとても大切だと私は感じています。

MARUYOU(まるよう)
ミズオチヨウコ
7月WSスケージュール 『琉歌乙姫会』体験教室
◎『琉歌乙姫会』体験教室
7月22日(火) 14:00 ~16:00
講師:琉歌乙姫会 真喜志きさ子 会費:2000円 ⇒ 1500円(初めての方)
◎琉歌 × 食べる瞑想
琉歌を体験してみませんか?
本土の和歌に対して、沖縄の歌を琉歌と言います。
『琉歌乙姫会』真喜志きさ子先生をお招きして
沖縄の言葉 うちなーぐち
そして
琉歌と沖縄芝居を学ぶ体験教室です。
八・八・八・六 で
琉歌を唱えてみませんか?
そして、琉歌を唱えた後のひとときを、
カラダに優しいお菓子で、『食』を空腹を満たすための手段として捉えるのではなく、
五感を研ぎ澄ませ、食べ物の感触、匂い、味、食感などを身体全体に感じ茶話を楽しみます。
『琉歌乙姫会』体験教室
日時:14:00 ~16:00
会費:2000円 ⇒ 1500円(初めての方)

■真喜志きさ子 プロフィール
沖縄芝居の大御所・真喜志康忠と、乙姫劇団の看板男役スターの上間初枝との間に生れる。
小学校に入学するまでの数年間、乙姫劇団の子役として沖縄各地を巡業。
琉球大学国文科2年で中退後上京。 1980年初頭『ツィゴイネルワイゼン』や
『ヒポクラテスたち』などの傑作・野心作の映画出演後、女優を辞める。
東京大学仏教青年会「古代信仰研究会」にて竹内健氏に師事。
1993年、沖縄タイムスから『琉球天女考』出版。
現在、那覇にて琉歌乙姫会・琉球信仰史研究所主宰。
琉歌とは
和歌は、上句5・7・5、下句7・7の三十一文字からなる詩ですが、
琉歌は上句8・8、下句8・6の30音からできております。
琉歌は今から400年ほど前に、三線の伝来普及とともに氏族から庶民まで幅広い階層で楽しまれ、田畑で歌う労働歌、慶事で歌う祝い歌、また、毛あしびなどでの掛け歌・恋歌など普段の生活に密着した歌が数多く残されています。
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