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☆ファンからの質問に作家が答える特別企画☆回答第3弾『紅型師 大城徳男』ページを公開しました!

紅型好きの方や、沖縄好きの方、紅型に興味のある人、お仕事でモノづくりしている人、デザインしている人等男性・女性・年齢幅広く集めました。





『紅型師 大城徳男』


やんばるの自然の中で、海や野山を縦横無尽に駆け巡り『記憶描写』

という能力を身につけ筒引きに応用され見事な線を生む。

一方で型彫りの『型彫りは筒引きのように、筒引きは型彫りのように』との先人の教えの通り、強弱のある柔らかな線を身につける。



◇着物用の反物を作るためにかかる日数

一人で作業する場合は2か月以内で終わらせる


◇一番難しい工程

型置き


◇どんな時に絵柄のインスピレーションが湧きますか?

やんばるでスケッチしている時。美人を探しに・・・

(美人とは、自然の美しいモチーフ)



◇作りたい作品のイメージはどのようなときに出来るものでしょうか。

頭では考えつかないぐらいの自然の美しさに出会ったとき



◇伝統と創造とで苦心なされていることは

祖先が作った紅型の世界観を受け継ぐ作品をつくること。

紅型の色、型彫りの技術などしっかりと身につけるよう努力を続けること。




◇紅型作品を楽しむ際のアドバイス

自分が好きと思う作品がすべて。

(名前や規模に関係なく)



◇普段どんなことを考えながら制作されてるのでしょうか。

自分の表現したい事に近づいているか?

他の人から見やすくわかりやすいか?



◇紅型じゃないと表現できないことは何ですか?

それは無いと思う。歌、詩、絵など誰でも表現できる。


◇やりたいことと求められること、どちらを大事にしていますか?

半々といいたいところだが、好きなことだけをやっています。

だけどちゃんと犠牲を払っています。犠牲にした事を取り戻したいな。



◇現代作品の中でのお気に入りの文様とその理由。

金城昌太郎先生との作品【珊瑚模様】




◇表現できる紅型の色は何色ありますか?

素人の人には区別がつかないけど、毎回色が違います。

自分が目指す色ができていません。



◇皆さんそれぞれの紅型の特徴(アピールポイント)を教えてください

紅型としての色を追求して表現している事。



◇型作品を作る際に参考にしている、又は参考になったものはありますか?他の伝統文化など。

【模様から模様を作らず】と言う学生時代の教えがありほかの模様は表現を楽しみ眺めるだけです。


◇多くの伝統文化等がある中で、

紅型は長い間、ずっと人気?第一線?の存在感があると思うのですが、何故だと思いますか?

琉球王国が他の国の芸術を参考に作った紅型ならではの色彩豊かな表現が人気だと思う。



◇失礼になるかも知れないですが、趣味レベルで紅型を教わる事は出来ますか?

作家さんが教室やってますよ!



◇紅型はなんと言っても鮮やかな色に魅了されますが、一般的に知られていない他の魅力がありましたら教えて欲しいです。

紅型は二度死んだと言われていますが「薩摩侵略」と「第二次世界大戦」。

私は、三度目の死が近づいていると思っている。その中で作家達が自分の思う紅型で生き残ろうとしている。そこに

新しい魅力があると思う。






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