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紅型ストール展

更新日:5月5日

紅型ストール展


◎紅型師 大城徳男

 紅型ストール展 

全日程:5月1日(木)~5月31日(土) 

   10時~21時 ※要予約


場所:浦添市大平375番地の8 201

  Gyallery SalonMARUYOU


『琉球紅型の特徴に私が思うこと』


紅型師 大城徳男



琉球紅型は色が特徴。

中国でも日本でもない沖縄の色を

作り出すのに苦労している。


沖縄は強い太陽の日差しにさらされた、

赤の色 海の色 緑の色

を意識した色彩になっている。


沖縄の色をだすために、

文化風土自然を意識して

自分なりの解釈をもって紅型を

作っている。


表現としては、型紙と筒引きは

柔らかくしている。


沖縄の伝統工芸は曲線が

柔らかく表現されていて、

それによって他県とすみわけが

されるようになっているのが

特徴である。

と私は思う。


京紅型は、型絵染め、友禅も共通する

色彩を持っている。

それは、秋の風景(色味)を思い起こさ

せる色彩豊かな秋。


朱の色 オレンジ色 緑色


これらが、京紅型の色を代表するの

が秋の風景かと思っている。




金城昌太郎氏の教えにより、

沖縄の自然の中でスケッチをし、

感じたこと思ったことをデザインに

起こしていく。

その為には、よく自然の中にでかけ

たくさんのスケッチを持っておくことで

ある。

自然から受けたものでデザインだけでなく

型堀りや色を作ったりするときにも、

自然の中で感じたものをだせるように

自分の心の中に十分に用意して作品を

作ること。

自分というフィルターを通さないと

ただの写術となってしまう。


『型彫りは筒引きのように、

筒引きは型彫りのように』


との先人の教えの通り、

強弱のある柔らかな線を描く。

 
 
 

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Presented by MARUYOU

〒901-2113

 

沖縄県浦添市字大平375番地8

​TEL 090-3240-4145
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